サワコ女史唸る若干33歳で達観!みやぞん
- By: Kousyun
- カテゴリー: ポーズの前にこころのヨガを, メッセージ
3月9日放送の「サワコの朝」(TBS系土曜日7:30~)を何気に見ていて驚いた。
わたしは阿川佐和子女史に同調するかように唸りの連続だった。 ゲストのみやぞん、ただ者ではない。
数年前テレビで初めて彼を見た時、「今頃リーゼントかよ」と思った。彼の芸能界での立ち位置は芸人である。失礼ながら「知性」はみじんも感じられなかった。 「天然キャラ」「果てしないバカ」「おもしろ脳」と言われている。
しかし、身体能力や音感は天才的。・・・くらいは知っていた。 今回の番組中の彼の話しに耳を傾ける。決して図に乗らず常に謙虚で全てにイヤミが無い。
そんなみやぞんから溢れ出る言葉は、哲学的で天才的。誰しもが唸ってしまう程、彼の言葉は的を射ていて深い。「名言欲」などみじんもないだろう。
しかし彼は何の計算も打算もなく、気負うことなく「名言を吐く」のだ。 この番組を見ていて、わたしの心に沁み渡った「名言」と、さらにインターネットで彼の過去の名言を拾って綴ってみた。
いざ文章で表してみると、「ポジティブ・シンキング」「思考は現実化する」「ありがとうは幸福を引き寄せる」など昔からデール・カーネギーやナポレオン・ヒルや小林正観や斎藤一人・・・の自己啓発本・ヒーラー本などに言い尽くされてきた内容である。
わたしも若い頃、「人生に迷った時」にこれらの著書を読み漁った一人である。そう、「人生に迷った時」や「こらからやるぞって時」や「『これ良いから読んでみて』と差し出された時」などに読んで、又他人に奨めたりして、気づいたら「前向きおばさん」になっていたし、現実の厳しさを越える「幸福感」を自然にまとえるおばさんにもなっていた。
しかし、本を手に取ろうとしない人には伝わらない。文字を読もうとしない人には伝わらない。これらはこんなに良い本なのに、こんなに良い内容なのに。
現にヨガの講師として「ポーズの前にこころのヨガを」というタイトルの本も出版したがどこまで伝わっているのか不安である。
しかし、しかしだ。構えて本を読まなくても、みやぞんからは伝わる。 みやぞんから吸収出来る。多くの若者が観るバラエティ番組からでも、少し年輩が観るトーク番組からでも。
みやぞんは、伝えようとするのではなく、気負わず自然体で、人として幸福に生きるためのとても大切なこと(おそらく本人は自覚せずに)を発信しているのだ。
次から次の自然災害、政治や経済への失望感、将来への不安感、「しらけ世代」がジジババになり「さとり世代」がオトナになった現代、みやぞんの言動にアンテナを向けてみると、いつのまにかスーッと幸せが身に付いているかも知れない
by 岡本侑子
芸人「みやぞん」語録 (サワコの朝・他より抜粋)
★嫌な人と出会ったら、自分の人生の舞台に必要なキャストと思う。その人にいじめられても傷つけられても「有難うございます。もっと叱って下さい」と言える。なぜならその人は僕を成長させてくれるために、天が遣わして下さったキャストだから、舞台のカーテンコールの時に僕と肩を組んで「有難う」と笑顔で出てくれる人なんだと思う様にしている。
★相手は変わらないよ。こっちが変わらないと。 こっちが気にして眠れなくても相手は寝てる。折角の人生、嫌な人の事を思って生きててもしゃーないよ。向こうは自分にしたこと忘れてる。こっちが変わらないと。
★幸せな人は人を傷つけないよ。だから傷つける人は幸せじゃない。だからその人に「幸せになって欲しい」と上に立つの。強気になるんだよ。
★それでも嫌な人に耐えられなければ「そうだね。そうだね」と言いながら、最後はその人からきっぱり逃げる。
★嫌な経験でもどんなことでも、起きた事全て無駄にしない。泥棒に遭ったら「お金をぞんざいに扱っていたからこういうことが起きたんだ」と反省し、周りの物やお金に改めて感謝する。泥棒にいつまでも落ち込んでいたら、楽しい未来を手放すことになります。全てプラスに変えていきたいです。
★自分が大好き。自分に惚れまくってご褒美もあげる。自分に優しくないと他人に優しくなれないよ。他人を判ってやれないよ。
★不安におそわれたら即「大丈夫」。何の根拠も無いけど「大丈夫」。
★落ち込んでも「良い事あるぞ」って声に出すと、結構切り替わりますよ。
★どんなことがあったとしても、明るく楽しくやれるだけやってみようと思います。「今を楽しく、今を楽しく」をいかにずっと出来るかが、幸せにつながると思います。
★短所は長所でもあるよ。「僕の今日の陰気くささは最高」って思う。
★「今」「今」が大切。10秒前は戻ってこない。10秒後はまだこない。今この瞬間を楽しくやってれば自然と未来は明るくなると思ってる。
★「遠い未来」でも10秒先でも同じ未来。「今」を楽しくしてればすぐに10秒経つ。だから未来は明るい。
★今まで失敗が無い。全部成功と思っているから。失敗は次の糧。 失敗は失敗。ダメということが判ったんだからOK!よっしゃ次に行ける。だから成功
★例えば、忙しくてサインを断って、SNSで「みやぞん嫌な奴」とか書かれても全然OK!「そんな人にサインしなくてヨカッタ」って思う。「天が『その人にサインするな』って教えてくれたんだな」と思う。
★目の前の事を真剣に取り組んでいると、その道すがらに「きっかけ」が出てくるような気がします。目の前の事を一生懸命やってたら、テレビにたくさん呼んでもらえるようになりました。
★どんな時も落ち込まないです。落ち込むと周りに迷惑をかけるので。
★マイナスに考えても何も得がない。「この出来事は何か意味があることなんだ」と考える。
★何か物事に取り掛かる時は「楽しいぞ~ハマるぞ~」という方向に脳をもっていくと、上手くいくんです。
★注意されたら「ありがとう。もっと良くなれる」と口にします。
★自分を信じています。でも後になって自分を信じられない時も来るでしょう。その「闘いの時」には必ず自分に勝ちたいと思います。
★自分の機嫌は自分で取る。人に取ってもらおうとしません。
★僕は昔「バカだ、バカだ」ってずっと言われてました。でも、人には人の個性があるから良いかなと。それぞれの人の個性に「いい悪い」は無いなと思いました。
★うちの母ちゃん凄すぎて恩なんて返せません。その凄さのお陰で今がある。返せっこないですよ。「楽しいよ」と幸せにしていることこそが、一番の恩返しと思っています。
★母子家庭で生活するのもやっとでしたが、母は子どもたちを喜ばせるために色々工夫をしました。悪いことも楽しいことに変わる。誕生日にはケーキの替わりにキャベツを丸ごと焼いて出しました。
★何かやらかしてしまった。でも人間価値があるわけじゃない。ただ生きてるだけで人間充分価値がある。
★自分の感情を「負」の感情に持っていかれないことが重要。どんな時も「疲れたら休むこと」が大切ですよ。 リフレッシュしてから再チャレンジすると、何故か出来てしまうことが多い。
★どんなことにも感謝して、どんなときにも楽しむことです。そしたら辛いことがあっても負けない。「これからいいことが起こるぞ!今日は絶対楽しいぞ」です。
★暗くなったり、ボヤいても、仕事の忙しさや辛さは変わる訳ないですよね。そこをどうにか何とか明るく「やるぞ、やるぞ、やるぞ」と気持ちを入れ替えて、一生懸命に楽しくやりたい。
★中学時代にテニス部に入部し、すぐに先輩やベテランの顧問の先生に勝った。先生が僕を褒めたので、僕はラケットを高々に掲げて「天性だ」と返した。するとその後2歩歩くと、足首が逆を向いて複雑骨折をした。原因は分らない。でも僕は調子に乗りましたね。その時から「そういうことを言うのは止めよう」と思いました。
★僕は僕の人生で頑張ってます。だからそれを見て「自分は頑張れてないな」とか思って欲しくないです。
★とりあえず、自分だけでも変わっちゃえばいいんじゃないでしょうか。笑顔でニコニコ自分だけでも。
★ストレスは無い方がベストですが、常にノーストレスだと、楽しいとか幸せとか、あまり感じられないような気もします。
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